ブレーンストーミングでアイデア出し
今回はゲームの企画、アイデアを考える
コツについて語ります
コツについて語ります
いよっ、
待ってました!
待ってました!
たにっこ君はどんなゲーム作りたい?
そうっすねぇ~~
剣で戦うアクションゲームとか……
かなぁ~~
剣で戦うアクションゲームとか……
かなぁ~~
フワッとしてるな~
好きなゲームは沢山あるんすけど
ボクのスキルじゃ作れないし……
爽快なやつ?とかですかね。
改めて考えると難しいっすねぇ……
ボクのスキルじゃ作れないし……
爽快なやつ?とかですかね。
改めて考えると難しいっすねぇ……
こんな経験、誰しもあるんじゃないでしょうか。
そめ先生は今までのUnityインターハイ提出作品を全てプレイしてきたんだけど、たぶん↑みたいな状態のまま開発スタートして、頑張って作ったんだけどフワッとしたゲームになっちゃったんだろうな……という作品は多くありました。
市販のゲームと、自分達の作れそうなゲームの差がでかすぎて、どういうアイデアを出せばいいのか、どのくらいのものを目指せばいいかワカランというわけですね。ウンウン唸ったりアイデアの出し直しをしている間に1ヶ月も2ヶ月も経ってしまう……というパターンです。ゲームの企画って大変だなぁ。
ブレーンストーミングでアイデアを出そう
テーマは企画の核となる要素です。では仮に「戦士」というテーマでゲームを作り出すとしよう。これは企画を考える上ではあまり良いテーマではないと思うんだよね。なぜかというと「戦士」という言葉から思いつくものが沢山ありすぎるからだ。
武器は剣なのか銃なのか、中世ヨーロッパなのか戦国時代なのか。何と戦って勝つのか。男なのか女なのか。フワッとしすぎてるのでアイデアがまとまらないんだな。とにかく戦う人が出てきて、謎の空間で謎の敵を倒す、というゲームになってしまうかもしれない。ではこれが「桃太郎」だったらどうだろう。
武器は刀。和風の世界で鬼を倒す。きびだんごで回復。犬、猿、キジが仲間で出るかも……。だって桃太郎だしね。名もなき戦士よりだいぶアイデアが出てきたぞ。

桃太郎で画像検索。まあ桃太郎やしこんな感じだよな
どうだ ちょっとゲームが
作りたくなってきただろう?
作りたくなってきただろう?
すげぇ!
さすがそめ先生!
一緒に作りましょう!
さすがそめ先生!
一緒に作りましょう!
おう!
せっかくだから
主人公は美少女の桃太郎にしようぜ
たにっこ!wwww
せっかくだから
主人公は美少女の桃太郎にしようぜ
たにっこ!wwww
(えー)
キーとなるアイデアを思いつくには、とにかくアイデアを出しまくってみよう。
思いついたアイデアから、さらに連想するアイデアを出しまくってみよう。
そめ先生が今10分くらいで考えたアイデアだけど、「戦士」というフワッとした状態からするとだいぶゲームの輪郭が見えてきたんじゃないだろうか。
これならいけるかも?というアイデアを思いついたら、宮本武蔵をウィキペディアで調べたり、ボクシングのルールを調べたりして、さらに思いついたキーワードや要素をドンドン書いていってみよう。とにかく書く!発想を文字で書く!しょぼいアイデアも書かないよりはマシだ!

ふせんがあると便利なんだよね
この作業を
ブレーンストーミングという(多分)
ブレーンストーミングという(多分)
ちょw 多分ってなんすかw
いや……多分合ってると思うよ
そめ先生的にはブレストだよ
そめ先生的にはブレストだよ
今回は「戦士」を中心にアイデアをふくらませたけど、自分の興味があるものだけでなく、身のまわりで目についた要素を片っぱしから書いてみてもいいと思う。今の自分が好きなものが、必ず面白いわけじゃない。子供のお使いとか、犬の散歩とか、文房具が武器とか、釣りとか、ドッジボールとか、畑で作物を育てるとか……適当に言ってるけど、思いついたキーワードからアイデアが生まれて意外と面白いものが作れるかもしれない。
前のインターハイでは
「学校」とか「夏」がテーマでしたね
「学校」とか「夏」がテーマでしたね
2017年のテーマは自由だから
好きにアイデアを出してみてくれぃ
もちろん学校や夏から発想してもいいぞ
好きにアイデアを出してみてくれぃ
もちろん学校や夏から発想してもいいぞ
次回は異なる2つのアイデアを混ぜたり、世界観とゲーム性をうまくフィットするコツとかを語ろうと思う。