ProBuilder(プロビルダー)で3Dモデリングしよう(その2)

前回のつづき)
ほいよ これ、Unityの池和田さんが
ProBuilderで作った
具沢山・アチアチ・3Dモデルね
あれ?
そめ先生がつくるとか
言ってませんでした?
短時間でやろうとしたら
恥ずかしい出来になりそうだったので
全力でUnityの資産を頼ることにした
えーーー!
そんなのアリなんすか!



というわけで前回も紹介したUnityの池和田さんの動画から抜粋。初心者がProBuilderの操作を学びながら短時間でつくれるものとなっている。操作に慣れさえすれば「えっ、こんなにサクサクつくれるの?」というくらいには3Dモデルをつくれるようになるぞ



緑色が画面全体に散らばっているのはGIF動画化した際の不具合なので気にしないでほしい



動画のリンク貼っていても
すぐに見ない方もいるのでな~
アチアチ早回し動画にしておいたと
いうわけさ
なるほど!そうだったんすね!




しかしこれで終わるのもちょっと悲しいので、以前グローバルゲームジャムという48時間でゲームをつくるイベントでそめ先生がつくった3Dモデルも紹介しておこう。



この時のイベントでは「What home means to you.」がテーマ。つくったゲームは「ふたりであそぶHOME SHIP!!~ちきゅうへのたび~」という、外宇宙から地球(HOME)を目指して帰るというもので、愛媛県の松山会場で4人チームで制作。そめ先生は3Dモデル、グラフィックとプログラミングを少し担当



このときProBuilderを初めて使い、その場で覚えながらつくった3Dモデル



木星が何とも言えない粗い出来栄えw



背景用のアステロイドベルト



スフィアのSubdivisionsを0にした3Dモデルをプレハブ化して大量に並べた



宇宙船。中央の黒い部分にUIの体力ゲージが表示される



このロケット君(仮名)を操作する。足がうにうに動き、目がアニメーションでまばたきする(この画像ではしてないけど)



タイトル画面の素材も確かProBuilderでCubeをつくり、Bevelでカドを加工してテクスチャを貼った



タイトル画面は操作可能なキーを全て押してからでないとゲームをスタートできないようにしている



動かしてみると意外と木星も気にならないぞ!(多分)

つくるものが決まれば
3Dモデルづくりは面白そうっすね!
チームのメンバーが
みんなプログラマだったので
モデル制作を中心に貢献したぞ


いや~、昔のプロジェクトが残っているとこういうときに使えて助かる……。このゲームはグローバルゲームジャム(Global Game Jam)2019のサイトで公開している。この時は全世界113の国と地域で860の会場が設置され、47,000人が参加し、9,000作品のゲームが制作されたというから驚きだ。9,000分の1がこのゲームというわけなのでした。



ProBuilderでモデルをBuildするときの注意点

さて、ProBuilderを使う上でありがちな設定ミスがひとつあるのでメモしておこう。ProBuilderでBuildして作成した3Dモデルは座標のPivot(軸)がモデルの端に設定されている。ヒエラルキービューから作成したキューブはPivotが中心に設定されているため、両者の位置(Position)を同じ数値に設定すると上の画像のようにずれた重なり方になってしまう



このPivot端っこ設定はオブジェクトを回転させたりするのに向いていない。ProBuilderウィンドウのCenter Pivotを選択してモデルの中心に軸を設定しておくようにしよう



まあそのへんも結局
この動画に収録されてるからヨロシクね
ProBuilderを学ぶのに
超おすすめっすよ!