かゆいところに手が届く、AssetStore使ってる?

プログラミングはわかってきたっす!
あとはイラストと3DモデリングとアニメーションとUIデザインとエフェクトと作曲と...etc
を勉強するだけっす!
おおくね.......?


たにっこさんの言う通り、ゲームを完成させるにはたくさんの要素が必要になる。これらをすべて自力で作っていくとなると至難の業だ。タナトモはプログラミングとお絵描き(少し)ができるけど、音楽とかサッパリわからない。ついでにエフェクトもわからない。でも出来ないからといって音楽もエフェクトもナシのゲームにすると寂しくなってしまう...
そんなタナトモがいつもお世話になっているのがAssetStoreだ。 AssetStoreとは、ゲーム作りに役立つ素材の販売所。世界中のクリエイターが公開している素材をサウンロードして自分のゲームで使うことができるぞ。



Unity公式の3Dモデルアセット「ユニティちゃん」もAssetStoreからダウンロードできるぞ。もちろん無料だ



AssetStoreはWebブラウザからアクセスできるが、Unityエディタ上から直接AssetStoreにアクセスすることもできる(こっちの方が楽)。メニューの Window → AssetStore を選択しよう







2019年7月現在のAssetStoreの様子。ときどきUIが一新されるが、アセットを探す手順に大きな違いはない。「価格」や「カテゴリー」で条件をつけて検索することができるぞ。まずは無料の3Dモデルなどをダウンロードしてみて使い方を覚えよう



フリー素材サイトと何がちがうっすか?
よくぞ聞いてくれた!!
このサイトを見てよ!


フリー素材サイトからダウンロードする場合、商用利用可能か?改変可能か?色々と注意する点がある。AssetStoreならその点をほとんど気にしなくて良いのだ!さらにAssetStoreはUnity公式の機能というだけあって、素材の多くがUnity向けに作られている。そのためダウンロードしたデータをすぐにゲームに実装することが可能なのだ。

インターハイ、アセット使っても
いいんすか?
問題ないよ〜
むしろ全部自作するとプログラミングに
割ける時間が減っちゃう可能性すらある
アセット効率あげてプログラミングに時間かける感じっすね!
そうだね
実際インターハイの過去の作品にも
アセットが数多く使われているよ
過去のインターハイの提出作品・入賞作品や、個人制作のゲームにもアセットはよく利用されている。空を変更するSkyboxなどが人気。世界観にあったアセットを利用することでゲームの印象がぐっと引き締まるぞ。タナトモも自分でゲームを作るときは操作性やゲーム性を重視しているので、グラフィック関係はアセットに頼ることが多い。




そめ先生が開発に参加したゲームジャム作品その1。背景の宇宙のビジュアル(Skybox)やブースターの炎(Particle)がAssetStoreのアセット



そめ先生が開発に参加したゲームジャム作品その2。背景の空(Skybox)、生えてくる樹木(3Dモデル)、爆発(Particle)、鬼の後ろにある紫の煙(Particle)、あとわかりづらいが中央の球体などにトゥーンシェーダー(Shader)をかけている。どれもAssetStoreのアセットを利用しているぞ(ちょいちょいお金使ってるなぁ…)



インターハイ、アセットの数に上限は
ないんすか?
上限は特にないよ~
ただ世界観がゴチャっとしないように
統一感は持たせたほうが良いかもね~


ちなみに 「AssetStoreにほしい素材が無い」「やっぱり素材までこだわりたいぜ!」といった理由でやっぱり自作したいという場合は、そめ先生が以前書いてくれた記事たちを参考にしてほしい。
サウンド関係
モデリング関係
グラフィック関係